プロジェクトの目的と管理(2)

QCDがプロジェクトの最終目的ではないことは述べたとおりであるが、では、なぜQCDが表面的な目標に掲げられることが多いのか。
システム構築を例にとって考えてみる。
同じシステムを作るにしても納期(D)が伸びると、それだけ余分な人員、すなわち人件費(コスト(C))を要することになり、収益が悪化する。また、そのシステムに不具合が多く品質(Q)に問題があれば、それを修復するためのコストがかかり、収益が悪化するというわけである。

システムを構築するプロジェクト要員に「会社全体での収益向上が目的である」といっても具体的に何をすればよいかはわからない。そこで、実作業レベルに噛み砕いた目標としてQCDが使われることが多い。

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