プレミアム商品券の評価

数日前、出張のついでにその地区の商工会議所を覗いてきた。

入り口においてある会報に「プレミアム商品券の経済効果」という記事があったので、持ち帰って内容をじっくり読んでみる。

アンケートの結果、「売上高や来客数が増加した」と回答したのは約30%の店舗ということで商品券は効果ありと判断されている。

が、よくよく読んでみると、「プレミアム商品券で変化あった」と回答したのは全体の約30%で、そのうちの30%が「売上高や来客数が増加した」と回答したとのことである。

つまり、商品券の効果によって売上高や来客数が増加したのは全体の10%にも満たないということである。

これをもって、「商品券は効果あり」と断ずるのはいかがなものか。

このアンケートでは「プレミアム商品券を発行しても変化ない」が60%を超えているので、大多数の意見としてはこちらを採用すべきだろう。

また、これをもって「商品券は失敗」とするのではなく、約10%の成功店は何故成功したのか、また、少なからず存在した「商品券で売上・来客数が減った」というお店は何故減少したのかなどを分析すべきである。

「プレミアム商品券事業は成功した」という結論を出して終わるのではなく、「次に同様の事業を行う場合は何に留意すべきか、どのようなスキームとすべきか」を評価し、会員にフィードバックすることの方が商工会議所として求められることではないのだろうか。

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