トラブルの根本原因を追究していますか

システムがいうことを聞かなくなった時、または、処理がおかしい時に、「もう一度やってみて」なんて言われたことはありませんか。

で、もう一度やってみて上手くいったら、「タイミングの問題ですね」「こういう時はもう一度やるようにしてください」なんて回答も...

今や「レガシーシステム」なんて呼ばれているメインフレームやオフコンの頃、やり直してみて結果が変わったら、それこそ「何で結果が違うのか報告書を提出しろ」なんて問題になったものですが...

と、いっても今時のオープンシステムはハード部品の製造元も良くわからず、ソフトウェアもマイクロソフトをはじめ、色々なベンダーが絡んだりで、昔のように「原因究明しろ」といわれても難しいというのが本当のところです。

「もう一度やってみて」「タイミングの問題ですね」という技術者(SE、システム部員など)を擁護せざるを得ないこともありますが、ちょっと甘えすぎていませんか。

確かに、そういう避けられない問題もありますが、本当は追及すべき問題も「もう一度やってみて」「タイミングの問題ですね」という姿勢にかき消されていることも多々あるように思えます。

技術者は「多分~です。」と言った時点で「自分のプライドに傷が付いた」というくらいの気概を持って欲しいも
のです。

シンクライアントの導入における着眼点

 パソコンの多機能化によりTCOが問題になって久しい。TCO削減の救世主として宣伝されていたのがシンクライアントであるが、最近はセキュリティ対策の救世主的な扱いをされることもあります。
 シンクライアントといってもメーカ毎に仕様が異なっていますが、ローカル資源を持たないという点では共有しており、FPDやUSBメモリによる情報漏えい、ハードディスクの盗難に強いというのは確かです。

 しかし、そのようなメリットを持つ反面、シンクライアント上で動作するアプリケーションは「ローカル資源を持たないことを前提にしたもの」という制限があります。シンクライアント上であっても問題なく動作するアプリケーションもあれば、大掛かりな改造を行わなければ動作できないアプリケーションも存在します。
 更に留意しなければならないのは、この制限は現在導入済みのアプリケーションだけでなく、将来追加導入するアプリケーションに対しても発生するという点です。

 つまり、導入時点では「通常のパソコンと同様に使用できる」状態であっても、将来、新たなソフトウェアをインストールしようとした場合、「パソコンにはインストールできるのにシンクライアントにはインストールできない」という問題が発生する可能性があります。

 このように、シンクライアントは運用コストの削減やセキュリティ対策が向上する反面、使い勝手や汎用性という観点では普通のパソコンの方が優れているというのが現状です。つまり、TCO(Total Cost of Ownership)ではシンクライアント、TVO(Total Value of Ownership)ではパソコンの方に分があるといってよいでしょう。

 また、価格の面でも普通のパソコンに分があります。パソコンにセキュリティ対策ソフトを組み合わせた方が、安く・汎用的で、セキュリティ的にも見劣りしないという構成も可能なことから、「シン・クライアントではなく、パソコンの導入します。」という事例が多いと感じています。

» Read more

お客さんのシステム要件が不明確です

「お客さんが何をしたいのか、はっきりしません」、「お客さんと打ち合わせしたときは、これで良いといわれました」というのは、開発~稼動のあたりでベンダーが口にする言い訳である。

確かにそのとおり。しかし、何をしたいのかはっきりしないから、一人月で百万前後もするSEに参画してもらうのである。将来のイメージが明確でなければ、「これで駄目」とは言えないのでは。

SEはプロである。プロである以上、そういう言い訳は許されるべきではない。

1 77 78 79 80