SEとしての技術力と中小企業診断士としての知識をベースに、宮城県から経営に役立つITを実践
金曜日, 7月 3rd, 2009 Posted in コスト削減, 企業経営, 情報システム構築, 情報戦略 | No Comments »
前回「No.1 飲食店を開業したいが、補助金を貰うには?」のお店から受けた相談の続きです。 こちらのお店は新規開店なので、当然ながらレジも購入しなければなりません。希望としてはPOSレジを導入したいそうですが、資金的には余裕がないそうです。 ということで、低価格のPOSレジを導入するにはどうすればよいのでしょうか。 ┏━━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃疑問┃POSレジを安く導入するには? ┗━━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのお店は取り扱っている品数は多くないそうですが、価格がバラバラだそうです。 レジはパートさんが使うことも多いので、「パートさんがが打ち間違えないか、清算が遅くならないかが心配」だそうです。 そこでPOSレジを導入したいそうですが、やや高いのが難点です。 出来るだけ初期投資を抑えたいのですが、どうすれば安いPOSレジを導入できるのでしょうか。 ┏━━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃回答┃パソコンをPOSレジ代わりに使用することが可能です ┗━━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「POSレジ」というと大層なもののように感じるかもしれませんが、いまや、中身はWindowsパソコンと同じです。 そこで、「市販のパソコンをPOSレジとして兼用してしまえ!」というのが今回の回答です。 市販のパソコンをPOSレジにするために最低限必要なものといえば、POSレジと同等の機能を発揮するソフトウェアと、バーコードリーダです。 「え!それだけ」と思われるかもしれませんが、本当にそれだけです。 POSレジ用のソフトウェアは既にパソコンに入っているソフトウェアと同じようにインストールすれば良いのです。 あとはアイコンをダブルクリックすればPOSレジソフトが起動してきます。 また、バーコードリーダもUSBで接続できるので、マウスを接続するようにパソコンに接続してください。 このソフトウェアですが、フリーウェア(無料)もあれば、初期費用が数万円のもの、月額費用が必要なものなど、様々なものがあります。 どれが良いとは一概に言えないのですが、「パソコンの習熟度、必要とする機能」によって、選択すると良いのではないかと思います。 あとは、必要に応じてドロアやレシートプリンタを付けたり、カスタマディスプレイを接続したりします。 このお店の場合は、バーコードリーダとレシートプリンタを導入しただけなので、数万円の出費でした。 (ソフトウェアは市販のものではなく、当事務所作成のソフトウェアを無償提供です) 費用については「必要とする機能」によって変動しますが、これまでの例からすると2万~15万の価格帯が殆どです。 「パソコンは不慣れだし、そんな、高度なこと・・・」と尻込みせず、一度、ご検討してみてはいかがでしょうか。 -------------------------------------------------------------------- 【 閑話 】 以前、ご支援した農産物直売所でもパソコンPOSをご検討されたのですが、「パソコンPOSで安く済ませようと思っている」とお話したところ、近くの事務機器屋さんが、リーズナブルな価格でPOSレジをご提供してくれたそうです。 価格交渉の材料として活用されるというのもアリかもしれません。 Read more..木曜日, 4月 23rd, 2009 Posted in コスト削減, 企業経営, 情報システム構築, 情報戦略, 業務効率化, 経営戦略, 販売戦略 | No Comments »
「POSレジを導入するメリットは?」でも記載したとおり、POSデータを分析することで売上管理や在庫管理に役立てることが可能である。これ以外にも店舗レイアウト・棚割の最適化に活用することもあるし、仕入管理で使用することもある。 非常に便利な機能が満載されているようであるが、これは「理論的にはこういうことに役立てることが出来る」のであって、「実際に利用できるか」は別物である。 POSは何を分析できるのか? 「理論」と「実際」の違いは何処から来ているかというと、ズバリ「POSレジの機能の違い」である。 商品販売に掛かる情報(時間、商品名、個数、顧客名など)を全てPOSレジが記録していれば良いのだが、POSレジによっては全てを記録していないものもある(販売時点では記録するものの、バッチ処理で集約されるケースもある)。また、全ての情報を記録しているものの、分析するための機能(POSレジに実装されているソフトウェアの機能)が十分でないこともある。 POSレジという名前がついているからと言って何でも出来る訳ではない。また、高価だから、有名メーカだから何でも出来るわけでもない。POSレジを導入する場合は、「何に使用するか?」を考え、それにあわせたものを導入しなければならない。 また、POSレジに分析機能があるからといって、直ぐに役立てられないケースもある。これは意外な盲点であるが、POSレジの画面上に分析に類するボタンはあるものの、それを押した後の説明が全くないケースもある。ある有名メーカのPOSレジを導入したときも、「操作方法についての説明書は存在しない。必要なら電話で聞いて欲しい。」という対応で、実際にPOSレジを導入してから分析に使えるようになるまで数ヶ月を要したケースもある。 POSレジは誰が、何を分析するか 前述のチェックポイントから「必要とする分析機能が存在し、使用方法も理解できたPOSレジは導入できたと思うが、2つめのポイントは、「誰が、何を分析するのか」ということである。 例えば、棚割の見直しに使うのであれば、次の2つの能力が必要である。 「売れ筋商品が何か、関連購買されている商品は何か」を分析する分析機能 「ゴールデンゾーンとはどこか?」といった商品陳列の基礎知識 これらの2つを組み合わせて適切なレイアウトを組むことが出来るのであって、POSレジを導入すれば自動的に最適な棚割が表示されるのではない。 一部のメーカでは、「売れ筋商品を探すのならば、こういう方法がある」という説明書を添付しているケースもあるが、あくまでも例である。それぞれのお店によって顧客層や販売特性も異なっている。それぞれのお店の特性や目的に合わせた分析を行うためには、POSレジに実装された分析機能に加えて、そのデータを分析する知識が必要である。 Read more..火曜日, 3月 31st, 2009 Posted in 企業経営, 経営戦略 | 1 Comment »
昨日、「レジが古くなったきたが、継続使用した方が良いか、新しいものに入れ替えたほうが良いか」という質問を受けた。 継続使用した時のリース料と、新製品の導入費用・運用費用を関したところ、あまり大差はないようである。古いレジは総合計での売上管理しか出来ないものの、社員全員が使い慣れたものであり、「古いレジを使い続けたい」というニュアンスが感じられた。 この店舗は商品回転率が低下傾向にあるものの、過去の「大量仕入」の習慣が抜けず、在庫削減が大きなテーマになっていた。そこで必要になるのが、「売れ筋商品は何か」を見極め、必要な商品だけを仕入れるという考え方である。 これまでは月次の棚卸作業で在庫を管理するという考え方であったが、POSレジを導入すれば日次での在庫管理・売上管理が可能である。 新しいPOSレジを導入すれば社員教育も必要になるという意見にも一理あったが、今回は「売れ筋管理を通して在庫削減を行う」という命題達成のために、POSレジの導入を推奨してみた。 Read more..