酒類業の経営改善術11「事業継続計画を作ってみよう」

醸界協力新聞に『酒類業の経営改善術』を連載していますが、このたび第11回『事業継続計画を作ってみよう』が掲載されました。

東日本大震災の経験から事業継続計画の必要性が叫ばれています。

「そもそも、事業継続計画とは何か?」という疑問に答えるため、事業継続計画の概要、防災計画との根本的な違いを載せています。更に、事業継続計画が役に立った事例もご案内しています。

紙面の関係上、事業継続計画の作成までは書ききれませんでしたが、事業継続計画の必要性や有効性はご理解いただけると思います。

酒類業の経営改善術11事業継続計画

栃木県の震災被害と復興にかける思い

震災が発生したことに関連し、宇都宮で『東日本大震災から学ぶ危機管理』という題目でリスク管理や事業継続の手法などについての講演を行ってきました。

宇都宮駅からタクシーで移動する途中、「震災の影響はどうですか?」というお話をしたところ、意外と被害が多いらしいです。

今回は関東信越清酒協議会様の夏季ゼミナールでしたが、ここに講演に参加された方のお話を伺っても、地域によって被害の大小はあるものの、相当な範囲で被害が出ているようでした。

 

被災地の現状として、「報道の偏重で、被災地で起きていることが正しく伝わりにくくなっている」ということをお話しましたが、栃木県内でも同様のことが起きているようでした。「震災による被害が報道されにくい」という点でみると、部分的にでも話題になる宮城県と比べて、栃木県の方が厳しい状況なのかもしれません。

 

「栃木県は被害が出ているが、報道も少なく、忘れ去られた地域になっている」というご意見を複数の方から寄せられましたが、どの方もそれを恨むわけでもないようです。

地震による直接被害に加えて、需要低迷という間接被害に見舞われながらも、「東北はもっと大変だろうから、自分たちも頑張らないと」というご意見の方ばかりで、ご参加された方たちの清廉さに頭が下がる思いです。

 

ここ宮城に目を転じると、震災直後は互いに頑張ろうという気持ちを持ちながらも、急激な特需の中でこのような清廉さに欠けるような状況も散見されるようになってきました。

復興にいたるまでは綺麗な話ばかりではないのかもしれませんが、栃木県で受けた感動は震災復興にかける思いを見直すよい機会になりました。

BCPとBS25999(BCM)

BSIジャパンの方をお招きしてBCMS(事業継続マネージメントシステム)の動向を伺いました。

BS25999となるとISO20000同様に「範囲が広すぎるかな~、認証取得で考えると大企業向きかな」という気もする。

しかし、おきまりのPDCAであることや、「組織の理解」も考慮するところなど、中小企業庁のBCP(中小企業庁 中小企業BCP策定運用指針 )よりも面白そうである。

一般的にBCPというと、

あたりが参考になると思うが、やはりBS25999の視点は重要である。