ながながと取り組んでいたAccessによる多品種少量注文に対応した受注管理・在庫管理システムが完成しました。
こちらは中小企業、取引相手は世界に冠たる大企業ということで、こちらの都合を通せるわけでもなく、先方のシステム・帳票類にうまく合わせながらのシステム構築でした。
多品種少量の発注伝票がダンボール数箱分送られてるという状態だったので、このシステム構築前は見積もり回答を作成するだけでも長時間残業が発生していました。また、あまりにも大量な紙媒体(発注伝票)のために、納品までは何とか紙媒体+人海戦術で行うものの、売上の検収ができず、商品の在庫管理もできないという状況でした。
そこで、AccessとExcelを活用した受注管理・在庫管理を構築し、データ登録は市販のバーコードリーダを活用という構成で解決しています。
商品単価が低いため、それに合わせてシステム構築も出来るだけ簡素化し、かつ、構築費用もリーズナブルです。
IT経営力大賞にも応募しているのですが、どう評価されるのでしょうか?
(追記)
ACCESS・Excelを活用したシステムですが、全国中小企業取引振興協会の優秀企業賞を受賞し、中小企業IT経営力大賞ではIT経営実践認定企業にも認定されました。