ネット販売をしなくてもインターネットは活用できる

経営相談を行っていると、「うちは通信販売で売れるような商品が無いので、インターネットは活用できない」という話を良く聞きます。

また、これと似たお話で「インターネットを活用したいから、ネットショップを作って欲しい」という相談を受けることもあります。

両者のお話で共通するのは、「インターネット活用=通信販売」であると、誤解しているという点です。

確かにネット販売を行えば、新しい販売チャネルを開拓することが可能です。ネット販売により新たな顧客層を獲得し、売上を増加させるというのは良く聞く話です。しかし、売上を上げるのはネット販売ばかりではありません。

インターネット上で知名度を上げて、実店舗に誘導するというのも新たな顧客層を開拓する方法の一つです。

具体的な方法としては、ホームページを開設したり、ブログによって細かな情報発信を行うという手法は一般的になっています。

最近ではコミュニティサイト的な要素を取り入れて、より濃厚な情報交換を行う例も出ています。また、mixiや地域SNSとの連携などを通して、実店舗の知名度アップを果たすケースも増えています。

ネット販売が全てではなく、「何を、どのように売るのか」によってが様々な方法が出てきています。

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