昨日、「レジが古くなったきたが、継続使用した方が良いか、新しいものに入れ替えたほうが良いか」という質問を受けた。
継続使用した時のリース料と、新製品の導入費用・運用費用を関したところ、あまり大差はないようである。古いレジは総合計での売上管理しか出来ないものの、社員全員が使い慣れたものであり、「古いレジを使い続けたい」というニュアンスが感じられた。
この店舗は商品回転率が低下傾向にあるものの、過去の「大量仕入」の習慣が抜けず、在庫削減が大きなテーマになっていた。そこで必要になるのが、「売れ筋商品は何か」を見極め、必要な商品だけを仕入れるという考え方である。
これまでは月次の棚卸作業で在庫を管理するという考え方であったが、POSレジを導入すれば日次での在庫管理・売上管理が可能である。
新しいPOSレジを導入すれば社員教育も必要になるという意見にも一理あったが、今回は「売れ筋管理を通して在庫削減を行う」という命題達成のために、POSレジの導入を推奨してみた。
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